つい先日、祖母が亡くなった。
祖母と言っても父親の祖母なのでオレから見ると曾祖母にあたるわけで家が遠い事もあり疎遠になっていた。
疎遠だったとは言え曾祖母が亡くなったのだからお葬式には当然参加し、滅多に会う事のない親戚達とも数年ぶりに会う事となった。
オレのスペックを書き忘れていたので、簡単に書かせてもらう。27歳独身(ばついち)会社員。
この歳で曾祖母が最近まで健在だったのは珍しい方ではないだろうか。
この話はこの曾祖母のお葬式の為、親戚で集まった時の話になる。
曾祖母と私が疎遠であったと書いたが、小学校に入る前(6歳?)の時に1ヶ月ほど曾祖母の家で一緒に暮らした事がある。
これは父親が家を新築する際に新築工事に遅れが生じた為、家の完成前に住んでいたアパートを出る事になったからだ。
曾祖母の家は福岡県の田舎町にあり、近所にはゲートボール場や長屋の立ち並ぶ住宅街、何作ってるかわからない畑。
小学校に入る前の好奇心旺盛な少年には毎日ちょっとした冒険だったのを覚えている。