1: (新日本) [IN]:2024/02/20(火) 08:00:43.82 BE:501864527-2BP(2000)
ついに調査チーム設置 「セクシー田中さん」原作マンガとドラマを“徹底比較” なぜ日テレは「セリフがない4人の登場人物」を配役したのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/54890562326a8517070ad02b17919c78dc1ffdb0
〈前略〉
・原作には存在しない「4人の登場人物」
ドラマの1話から7話までは、多少順序の変更はあるが原作コミックの1巻から6巻途中までにほぼ忠実で、原作漫画の名シーンも多くが再現されていた。
ドラマ8話以降は原作が未完のためオリジナルの要素が増えるが、コミック6巻後半以降の要素も多く反映されている。
こうしてみる限り、最終的に完成したドラマの内容は、原作者の意向がある程度形になったものだったのではないか。
しかしそうした形でドラマが完成するまでの「制作の過程」はどうだったのか。実は原作とドラマを比較する中で、ある違和感を覚えた。
おかしな役が、ある。
原作は主人公「田中さん」とこれを慕う後輩女性、そして周囲の4人の男性が軸となっている。それ以外の登場人物はあまり多くない。
ところが番組の公式ホームページをみると「人物相関図」の中に見慣れない名前が4つ並んでいた。
「景子」「アリサ」「絵麻」「花梨」。ベリーダンス教室のクラスメイトで、「アクティブな性格でピラティス、ワイン教室にも通っている」
「スーパーのレジ打ちのパートをしているが、子育てがひと段落ついた」などのキャラクター設定も掲載されている。
そしてこれらの役には
乃木坂46の元メンバー生駒里奈さん
やファッションモデルなどの著名人が起用されていた。
・「見せ場がない」人気俳優たち
これらのキャラクターは、原作には存在していない。
確かに原作漫画にもベリーダンス教室のクラスメイトは出てくるが名前はなく、
セリフもほぼない(コミックス第1、3、4巻に短い一言があるだけだ)。ストーリーの展開にも関わっていない。
そのため基本的に原作に沿っているドラマ版でも出番は非常に限られていた。
そのセリフの数を調べてみたが、短いセリフが1話に1~2個あるかどうかで、放送回によってはセリフが無い。
もともとこの役には「見せ場」はないのだから、本来ならテレビ局側も著名人にはオファーを出さないはずだ。
それなのにドラマではオリジナルの役名が与えられ、人気俳優らが配役されている。なぜなのか。
私がテレビ局員だった頃の記憶から考えたのは、次のような可能性だ。
「原作者に『原作に忠実にする』と約束して映像化を許諾してもらうよりも前の時点で、
テレビ局側は原作の改変ありきで勝手に役を作り、キャスティングをしてしまっていた」
この時もし俳優の芸能プロダクションから「原作にないキャラクターですけど、大丈夫なんですか」と質問されたら
「いや、ここは脚本家に原作をふくらませてもらうんで大丈夫です」などと答え、
製作が始まったら脚本家に原作をアレンジさせて俳優の出番を作り出せばいい。
テレビ局のプロデューサー側はそう考えて、原作者の条件が決まる前に「見切り発車」した。
〈後略〉