1: 風吹けば名無し 2020/07/01(水) 01:00:22.77 ID:fVNhYgoB0
タスキギー梅毒実験
アメリカ公衆衛生局が主導し1932年から1972年まで実施された梅毒の臨床研究である。
被験者として登録されたのはアラバマ州メイコン郡の貧しい黒人小作農たち600人であり、201人はこの病気にかかったことがなかった[3]。
6ヵ月だけと説明されていた実験は、実際にはその後40年間にわたって継続された[3]。
もともと観察期間後には治療が行われる予定だったが、そのための資金提供は研究開始直前に打ち切られた[3]。
参加者たちには実際には治療が受けられないという説明もないまま実験は続いた。
そもそも梅毒に感染している男性のなかで、それを診断結果として告知された者は一人もいなかった。
それどころか抗生物質が梅毒の治療に有効だということが証明されてからも、ペニシリンの投与を受けた者は皆無だった。
研究者たちは、まさに自分たちが研究しているこの病気について1940年代にペニシリンが治療方法として有効であるということが発見されて以降も、あえて被験者には適切な治療を行わなかったのである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/タスキギー梅毒実験