「平日の睡眠時間は30分から1時間」「恐怖の“爆弾ノック”に下級生は震えあがり…」 OGが証言する宝塚内部の「凄絶ハラスメント」

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1: 名無しさん@涙目です。(大阪府) [US] 2023/10/22(日) 06:43:43.29 ID:lvtl/Aqd0● BE:866556825-PLT(21500)
宝塚の「ブラックすぎる内部事情」をOG、現役団員の親が告発(前編)



恐怖の「爆弾ノック」

 無論、被害者は一人ではない。宝塚OGの東小雪さんも以前から、古巣の“ハラスメント体質”を告発してきた。

「宝塚独自の作法といえば、音楽学校の廊下を直角に曲がるとか、阪急電車にお辞儀するだとかが広く知られてきたと思います。ですが実際にはもっとひどい振る舞いが常態化しているのです」

 と、東さんご本人。

「その最たる例が音楽学校の2年間で体験する、“爆弾ノック”に始まる一連の“指導”です」

 学校の1年目に当たる予科生は2年目の本科生から何らかの指摘を受けた場合、まずは当事者として反省文を書くという。しかしそれだけでは許されない。

「同期の予科生全員で、その反省文を本科生の前で暗唱します。その後、予科生全員で小部屋に集まるのですが、しばらくすると、ドンと大きな音をたてて本科生が扉を蹴ったり、強くたたいたりする。これが“爆弾ノック”と呼ばれるものです」

 そのノックを皮切りに、本科生から予科生に対する指導が始まるのだ。
「平日の睡眠時間は30分から1時間」

 しかし、それがいつやって来るのか分からず、予科生たちは小部屋の中で神経を尖らせ、本科生の訪れを静かに待つしかないという。

「“指導”では本科生は、全体に説教をすることもあれば、予科生のうちの一人を選び、反省文の暗唱をさせることもありました。暗唱の際にひと言でも間違えようものなら、また詰問が始まるのです」

 爆弾ノックのせいで扉のガラスが割れることさえあったそうだが、

「音楽学校の先生たちは“もう少し手加減したほうがいい”と注意するのみで、日常的な、行き過ぎた“指導”に注意を促すとか、制止するとかといった様子は見たことがありません」

 そんなふうに予科生は毎晩、指導を受けて反省を強いられるため、

「平日の睡眠時間は30分から1時間ほど。土日でも、3時間ほどしか眠れない日々が続きます。授業中に寝る、歩きながら寝るというのは日常茶飯事でした」

 指導を受ける際、生徒は床に突いた膝から上を垂直に保ったままの姿勢を強いられ、膝が黒ずんでしまうこともあった。もはや戦前の大日本帝国陸軍のシゴキもかくや、という有り様だ。
「浴槽に漬かるなどもってのほか」

 さらに次のようなエピソードまで。

「予科生の間は、満足にお風呂に入ることもできません。週に1度、多くても週に2、3度でした。怒られると反省しないといけないので、入浴する暇などないのです。予科生の衛生環境は最悪で、制服のシャツは黒ばみ、ジェルで固めた髪の毛は白い粉でいっぱい。モットーの“美しく”からは程遠い状態です」

 確かに“清く正しく美しく”とは程遠いというしかない。劣悪な環境は入団後も継続する。

「寮では、1年目の使用が許される浴場のシャワーは二つだけ。大浴場の浴槽に漬かるなどもってのほかです。また、タイルには直に正座で座り、その状態で体を洗わねばならず、お尻や足は満足に洗えない。ドーランを落としきれないので、汗拭きシートで体を拭き、耐え忍んでいました」

 宝塚歌劇団に事実関係を問うたところ、このような回答が。

「2015年より使用されております現在の寮は、音楽学校・弊団いずれも寮内の各部屋に浴室や洗濯機・乾燥機が設置されております。ご質問のような指導は現在ございませんし、構造的にもあり得ません」

 東さんは現役時代、花組の男役として活動を始めたが、入団1年目で心身に不調をきたし、2年目にして退団を余儀なくされたと話す。

「今回の自殺が劇団内でのいじめが原因であるかは定かではありませんが、伝統ある“指導”を黙認していた運営には大きな問題があると考えます。一部報道にあったいじめの内容は、氷山の一角にすぎないでしょう」(東さん)
https://news.livedoor.com/article/detail/25212172/
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