民放の本業である放送収入の減少が顕著である。その収益改善策として、キー局は番組制作費を削減してきた。しかし、番組のクオリティー低下を招き、巡り巡って放送収入減少につながりかねない。負のスパイラルに陥るということだ。今夏のドラマ『VIVANT』のヒットは、裏を返せば良質な番組が減っている現状を示しているのではないか。コスト削減に終始するのではなく、視聴者の期待にこたえ、テレビの存在意義、媒体価値を高める必要がある。
(岡部 隆明:就職コンサルタント、元テレビ朝日人事部長)
■ TVerの成長を歓迎できない放送局
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地上波のCMセールスに励んでいる、ある営業マンは、動画配信が地上波放送を侵食していく現実を冷静に受け止めつつも、「このままではリアルタイムで見るのはスポーツくらいになってしまう」と焦燥感をあらわにしていました。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/050fa904e12dbaa81b3ac79504241b15fd4f8074
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