トリチウムの性質に詳しい、茨城大学大学院理工学研究科の鳥養祐二教授は「これまでの研究では、水の状態のトリチウムが生物濃縮を起こすことは確認されていません」としています。
鳥養教授によりますと、トリチウムを含む水は体に取り込まれるものの、ヒトの場合、24時間以内に体液中にほぼ均等に広がるということです。
およそ10日間で50%のトリチウムが尿や便などを通じて排出され、100日後には1000分の1以下になるとしています。
たとえ継続的にとり続けたとしても、排出も行われ続けるため、取り込んだ水に含まれるトリチウムの濃度より高くなることはありません。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230909/k10014188611000.html
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