「もうグチャグチャ…富士山もボロボロになる」富士登山ガイドが警鐘

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1: ばーど ★ 2023/08/17(木) 08:39:55.55 ID:nI3UrdRu9
富士山が山開きしてひと月半ほど。山開きのときは、老若男女、嬉々として登るようすが報道されたが、今はどうか?

「富士登山は、もうグチャグチャです。このままでは、いつ大きな事故が起きても不思議じゃない」

こう怒りを爆発させるのは、富士登山をガイドして30年のA氏。コロナが収束して、3年ぶりに登れるとあってか、今年は登山人口が爆発。8月上旬時点で10万人に迫る勢いだ。

平日でも山小屋が満員状態だとか。山小屋に泊まらず、夜を徹して歩いて降りる0泊2日の“弾丸登山”が問題になっているが、それには「山小屋に泊まれない」という事情もあるようだ。

「昔はこんなに多くの人は登らなかった。世界遺産に登録される前後から、目に見えて登山客が増えてきました」(A氏・以下同)

富士山が世界文化遺産に登録されたのは’13年。確かにそれまでは20万人前後だった登山客は、’10年ころから30万人を突破するようになったが、

「今年は史上最高の入山者数になるのではないでしょうか」

富士山人気にあやかって、ツアーもたくさん組まれるようになった。

「ツアーの中には問題があるものもあります。海外の登山ツアーではガイド1人が担当する人数が決められていることも多いが、日本ではそういうルールはありません。でも、ガイド1人が責任をもって担当できるのは8~10人。ところが“格安”を謳うツアーの中には40人を1人のガイドが担当するものもある。これでは何かあったとき適切に対応できるとは思えません」

あるツアーでは、山頂まで歩けなくなったツアー客を9合目から1人で返したこともあるという。

「山の事故の99%は下りで起こる。そんなことをするなんて信じられない」

と、A氏の怒りは止まらない。

富士山登山をする場合、大半が5合目から登る。7月、8月はマイカー規制が行われており、許可されたバスなどで行くことになるが、旅行業者として認可を受けていないものもあるという。安全に登ろうと思ってツアーに参加したのに、逆に危険になってしまうことがあるというのだ。

「旅行業者として認められているなら、必ず『観光庁長官登録旅行業第○○○○号』などと登録番号を記すはずです。この番号のないツアーやバスは利用しないこと、また、ツアー人数などを確認して申し込むことが大切です」

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https://news.livedoor.com/article/detail/24803426/

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