【映画】宮崎駿監督作品「イマイチだと思った作品は?」 3位『崖の上のポニョ』、2位『紅の豚』1位は?

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1: 冬月記者 ★ 2023/06/14(水) 01:35:51.49 ID:eup/XZ+x9
知人が統合失調症になるまでの経過を見たので書いていく
 7月14日、映画『君たちはどう生きるか』が公開される。宮崎駿監督にとって、2013年の『風立ちぬ』以来、10年ぶりの長編作品となる。

 その公開を前に、本誌は、宮崎駿監督作品に関する独自アンケートを実施。「もっとも好きな作品」と「イマイチだったと思う作品」を、映画好きの20代から50代の女性500人に聞いた。

 対象としたのは、宮崎駿氏が監督として作品を手がけた長編映画。1979年の『ルパン三世 カリオストロの城』から『風立ちぬ』までの11作品だ。

「好きな作品」のトップ5は

1位『となりのトトロ』
2位『千と千尋の神隠し』
3位『魔女の宅急便』
4位『ルパン三世 カリオストロの城』
5位『天空の城ラピュタ』

 だったが、「イマイチ作品」はいかに? トップ5から見ていこう。

【第5位】『ハウルの動く城』(2004年)33票

 原作はイギリスのファンタジー小説。呪いで老婆にされた少女と、魔法使いハウルの奇妙な共同生活が描かれた。ハウルの声は木村拓哉が演じた。「イマイチ」な理由は、

「宮崎監督の作品にしては、世界観が異質。あまり理解できなかった」(40代・新潟県)
「わざわざ人気アイドルを声優に使った時点でどうかと思った」(50代・埼玉県)
「見たのは確かなんですが、印象がほとんど残っていない」(50代・東京都)

【第4位】『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)38票

 なんと「好きな作品」「イマイチ作品」ともに4位にランクイン。それほど強いインパクトがある作品ともいえそうだ。

「友人はみんな一番おもしろいと言っていますが、私的にはイマイチ。ルパンの世界観に馴染みがない」(40代・東京都)
「みんなおもしろいからとすすめてくるんですが、それほどでも……。期待が高すぎたのかも」(20代・愛知県)

【第3位】『崖の上のポニョ』(2008年)78票

 人間になりたいと願うさかなの子ポニョと少年の物語。主題歌が大ヒットした。

「あまりにも子供向けすぎて、よくわからなかった」(40代・京都府)
「物語の終わりがよくわからない。続きがあるような、ないような……」(50代・神奈川県)
「キャラクターデザインが苦手。ちょっと不気味に感じてしまう」(40代・大阪府)

【第2位】『紅の豚』(1992年)95票

 主人公は豚の姿をした退役軍人のパイロット。宮崎監督の生家は航空機の製造に関わっており、幼いころから抱いていた空に対するあこがれを描いた作品。

「テーマが子どもには難しすぎた。まったくときめかなかった」(20代・東京都)
「最後まで何を言いたいのかよくわからない作品」(50代・北海道)
「テレビで何回もやっていて、そのたびに見るけど、最後まで見られたためしがない。あの世界観に入り込めないんだと思います」(30代・静岡県)

 宮崎監督自身が「中年男に向けた作品」と語っていることから、この順位も仕方ないと言えそう。

【第1位】『風立ちぬ』(2013年)157票

 航空技術者・堀越二郎の半生と、作家・堀辰雄の自伝的小説を題材とした作品。本作公開後、宮崎監督は「引退」を宣言している(2017年に撤回)。

「主役の声優がなぜ庵野秀明なのかが理解しがたい。制作側の人になぜ声優をさせるのかが疑問」(40代・長崎県)
「声優が棒読み。そればかり気になって、集中できない」(30代・大分県)
「ストーリーに感情移入できない」(30代・兵庫県)
「ゼロ戦を作る人の話ですよね。その題材自体、個人的に興味が湧かないんですよ」(30代・兵庫県)

 主人公の声を担当した庵野秀明は、宮崎監督の弟子にあたり、『エヴァンゲリヲン』などを生み出した作家。宮崎監督の要請で出演した。

「イマイチ」5作品のうち3作品が2000年以降のもの。「好きな作品」がおもに1980年代までの作品だったのとは、対照的な結果となった。

 第6位以下は、次のとおり。

【第6位】『もののけ姫』(1997年)29票
【第7位】『風の谷のナウシカ』(1984年)27票
【第8位】『千と千尋の神隠し』(2001年)14票
【第9位】『となりのトトロ』(1988年)10票
【第9位】『魔女の宅急便』(1989年)10票
【第11位】『天空の城ラピュタ』(1986年)9票
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