独裁時代のリビアの国旗(緑一色)はカダフィの部下たちが一晩で無理やり作った
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かつてリビアはエジプトなどとアラブ共和国連邦を結成し、汎アラブ主義を唱えていた。
そのため、同一の国家を強調する目的で、リビアはエジプトの国旗を共用していた。
ところが、エジプトのサダト大統領は第四次中東戦争の後に
アラブの宿敵イスラエルと単独で和解、友好条約を結んだ上、アメリカ合衆国寄りの外交を開始した。
このことに怒ったカダフィ大佐は即日エジプトとの合邦・同盟を解消、
側近たちに翌日までに新しい国旗を完成させろと命令した(しかもそれは深夜にであった)。
時間が1日しかないために側近たちは戸惑い、苦肉の策でイスラームで最高の色である
緑一色の国旗とした(またカダフィ大佐は、それを非常に気に入ったという)。
なお、かつてリビアの地も領域に収めたファーティマ朝の国旗も緑一色であった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/リビアの国旗