自販機横のリサイクル箱、今秋に全国統一へ　異物が入れにくい形状

自販機横のリサイクル箱、今秋に全国統一仕様　全清飲

大手飲料メーカーからなる全国清涼飲料連合会は１４日、新会長就任の会見を開いた。
就任した大塚製薬副社長の松尾嘉朗氏は「課題である（家庭ゴミ以外の）事業系ペットボトルの回収品質向上の取り組みを強化する。今秋には全国統一仕様の新機能リサイクルボックスを展開する予定」と表明した。

ペットボトルは、使用済み製品を同じ製品として半永久的に生まれ変わらせる「水平リサイクル」である「ボトルｔｏボトル」の推進が、資源循環や二酸化炭素（ＣＯ２）削減に向け求められている。
水平リサイクルのためには、中身の洗浄やラベルを外すといった分別作業が必要で、回収品質のいい家庭ゴミと比較し、公共の場で集められた事業系の品質向上が課題となっている。

会見では、自販機横にあるリサイクルボックスの様式を全国で統一すると明言。
昨年は投入口を下向きにしたリサイクルボックスを一部導入し、たばこの吸い殻などのゴミを入れにくくする取り組みに効果が得られたとした。松尾会長は「日本がトップランナーになりたい」と述べた。
https://www.sankei.com/article/20220714-WK5HWPXCPJKZPEBFI3RHLU3UNA/

全国清涼飲料連合会
http://www.j-sda.or.jp/ippan/news_view.php?kind=1&id=319