「口先だけの謝罪はいらない」土石流遺族が熱海市に不信感 “黒塗り”文書で裁判長期化か

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1: 香味焙煎 ★ 2023/07/11(火) 07:32:30.03 ID:FRaldA/R9
28人の命に加え、多くの住民の日常を奪った土石流の責任はどこにあるのか。遺族や被災者が、土石流起点部の盛り土の所有者や行政の責任を追及する裁判を起こしている。ただ裁判はこれまで2回しか開かれていない。遺族は、熱海市が開示した「黒塗り」の文書に不信感を募らせ、裁判の長期化を心配する。

(中略)

◆前・現 土地所有者と行政の責任を追及

土石流は起点部の違法な盛り土が、被害を拡大させたと指摘されている。

2021年10月 警察はこの盛り土を造成した土地の前の所有者と、その土地を購入し放置し続けた現所有者の関係先を、業務上過失致死などの疑いで家宅捜索し、捜査を続けている。

瀬下さんたち被害者の会は、この前・現所有者に加え、「違法な盛り土の造成を許した」として、静岡県と熱海市を相手取り損害賠償を求める裁判を起こしている。


裁判は2022年5月に始まったが、2023年7月までに開かれた口頭弁論はわずか2回だ。


◆“黒塗り”文書に不信感 裁判長期化を心配

当初、熱海市は盛り土に関する資料のうち、黒塗りにした部分の開示を拒否してきた。

しかし、遺族や被災者からの強い反発を受け方針を転換し、2023年4月 ようやく黒塗り部分の一部を開示した。

瀬下さんは熱海市の一連の対応に強い不信感を抱くとともに、裁判の長期化を懸念している。

被害者の会 瀬下雄史会長:
(熱海市に)請求しても、なかなか黒塗りの文書が(開示して)提出されない。時間稼ぎに終始するやり方。これから先のまだかかる時間を想像すると、少し気が遠くなる、辛くなる

熱海市の対応については、現在の土地所有者の代理人弁護士も苦言を呈している。

現土地所有者の代理人・河合弘之弁護士:
本当に膨大な記録になっています。それをみんなが読み込んで理解するだけでも大変です。だからその時に(黒塗りで)謎解きみたいなことをやらされながら記録を読むと、ものすごく時間かかるし、マスキングのせいで真相究明にも障害になっています。今やっているようなペースでいくと、下手すると今から10年かかると思いますけど。そんなことでいいんですか

裁判との向き合い方について、熱海市の担当者は「係争中のためコメントできない」としている。

(全文は↓でお読みください)
FNNプライムオンライン
2023年7月11日 火曜 午前7:00
https://www.fnn.jp/articles/-/555044

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