『カルマの鎖』
女子高生のリンは、あるとき目覚めると仄暗い不気味な世界に閉じ込められていた。
そこには自分と同様に訳も分からぬまま連れてこられた人達が大勢いた。
居合わせた人達と情報交換していたが、そこへ醜悪な化け物が乗り込んできて、その場にいた人達を喰い殺してしまう。
先に来ていた人間いわく、ここは地獄なのだという。
愛想を尽かした神様が、人類をその罪によって地獄に送ったのだ、と。
ここでは人類の罪や過ちが原因で魔物に支配され、人間たちは奴隷のように、或いは玩具や食料のように支配されている。
ここに堕ちた人間は、己の罪に応じた能力である功罪(カルマ)を得ることができる。
化物に抵抗するために皆が必死に功罪(カルマ)を操るが、役に立たない能力ばかりで次々に惨殺されていく。
そんな中、リンの功罪(カルマ)である『凍てつく嘆き《コキュートス》』が発現する。
化物は一瞬の内に氷像と化してしまう。
一時難を凌いだが、リンの恐ろしい能力を目にしたその場の人達は、彼女をとんでもない極悪人に違いないと認識して逃げてしまう。
リンは人類を解放するために魔物と戦いながら、この世界から脱出するための手段を模索する。
その内にこの世界に根を張る危険な功罪使い達『七つの大罪』に目を付けられ、彼らと戦っていく。
やがてリンの犯した罪、そしてこの世界の真の意味と、隠された秘密が明らかになっていく。
2 : 風吹けば名無し :2023/03/25(土) 06:06:00.25 ID:7aKRkfj80
なんかそれっぽくて怖くない?
まあまあ独創性あるし
一発出しだから一時間くらい粘ったらこんな感じの奴が数十本できあがるんだぞ
続きを読む